シャツ辞典 / 生地の柄

- ロンドンストライプ
- トラディショナルなシャツには欠かせないロンドンストライプ。
ロンドンストライプというのは、日本の呼称でロンストとも呼ばれます。本来はブロックストライプの一種で、地と色の部分が等間隔の単調な縦縞のことです。ストライプの幅は大体5mm位で、色はブルーや赤などが一般的です。

- ペンシルストライプ
- ドレスシャツ地には基本的なストライプパターンです。
ペンシルストライプとは、チョークストライプより細めのトラディショナルな柄のことを指します。文字通り、鉛筆で引いた線の太さのおとなしい印象のストライプで、毛織物のスーツ地や綿のドレスシャツ地としては、オーソドックスなパターンです。

- ピンストライプ
- さりげなくおしゃれに装いたい柄です。
ピンストライプは、ロンドン、ペンシル、オルタネートと同様にトラディショナルなストライプ柄の代表。髪の毛のように非常に細かい縞で互いに接近して構成される模様が、繊細なイメージを与えます。スポーツにおいては、ニューヨークヤンキースのユニフォームが有名です。

- オルタネイトストライプ
- アメリカっぽい雰囲気を醸し出す柄です。
オルタネートとは、交互に、互い違いにの意です。シャーティングストライプの一種で、異なった2種の縦縞が交互に入りアメリカンな雰囲気があります。オルタネートストライプのカラーリングとして、白地に赤・ブルー、青地にイエロー・紺などがよく見られます。

- マルチストライプ
- 今日はカジュアルな気分で。
マルチストライプとは3色以上の多色を組み合わせたストライプで、太さや配色の組み合わせは様々。マルチストライプのシャツとネクタイをコーディネートをするなら、この中の色を拾うのが鉄則です。

- ウインドウペンチェック
- 英国トラディショナルな雰囲気が特徴。
ウインドウペンチェックは、窓枠の格子が並んだ様なチェック模様のことを指します。大きさはさまざまで、ヨコ縞タテ縞が1色使いで同じ幅のラインが交差する柄が主です。英国カントリー調の伝統柄でもあります。

- タッタソールチェック
- 繊細で知的なイメージを与える柄です。
タッタソールチェックの由来は、ロンドンの有名な馬市場を創設したリチャード・タッタソールにちなんで付けられた名前です。白地に2色の線が交互に入っている単純なチェックが特徴で、白地に赤・黒、白地にイエロー・茶などの配色が代表として上げられます。

- グラフチェック
- ソフトなイメージ作りに一役買う柄です。
グラフチェックとは、方眼紙のように細かく単調な格子模様の総称です。白地に青や赤のラインが入るのが一般的で、離れて見ると淡い無地に見えます。主にアメリカでこう呼ばれています。