ワイシャツの修理|衿交換 カフス交換2022/05/18

スタッフブログ水曜日担当の的場です。

ワイシャツを着ていて傷みやすい部分として、衿とカフスがあると思います。
全体的に傷んでくれば諦めがつくのですが、他の部分はもうしばらくは使えそうだったのでリフォームにチャレンジ。
衿とカフスが傷んでいるシャツを2着、風合いの似ている白いシャツと青いシャツをニコイチにして修理してみます。
洗濯などで縮んだ場合に伸縮率が異なるとおかしな具合になるのですが、さんざん洗濯し倒して何度も乾燥機にかけているシャツ2着であれば安心。
ひとまず白シャツの方を分解していきます。


Eテレの過去の番組内で様々な製品を分解する『解散!』というコーナーが大好きでよく見ていました。シャツの分解もあったなーと思いつつ、あえて裁ち鋏で布を切るのではなく縫い合わされている部分の糸を切ってパーツ毎に分解していくと なんだか楽しくなってきます。


ばらばなになって一枚の生地になった前身頃からはカフスを、後身頃からは襟を切り出してパーツを作ろうと思ったのですが、青いシャツは少し伸びているようなので現物に合わせて少し大きめに調整して切り出しました。
青いシャツの方は衿とカフスを外してそこに白シャツから作ったパーツを組み合わせて、クレリックシャツの完成!
身生地もくたびれてはきているので、いつまで着用できるかはわからないですが多少は延命できたのではないでしょうか?