パジャマを作ってみる|芯地のカット2022/03/30

スタッフブログ水曜日担当の的場です。

先週は表の生地カットについてでしたが、今週は裏方の芯地についてです。
服は洗濯を繰り返したり、何かの拍子に引っ張ったりすると生地が伸びて形が崩れてしまう場合があります。パジャマは家族以外に見せないので、多少の形くずれは構わないのですが、ボタンホールなどが伸びてしまうとボタンが外れやすくなって困ってしまうので、少しでも伸びを防ぐために見えない部分に芯地と言われる布などを貼り付けて対策しています。
ビシッとシャープに決めたいワイシャツなどは接着芯といわれるものをよく使いますが、今回は寝間着なので 手間はかかりますがふわっと柔らかく仕上がるフラシ芯と呼ばれる方法を試してみたいと思います。

当店ではCHOYA1886のブランドや、スタイルワークスのビンテージラインで採用されています。

芯地として使うための専用の布も売っていますが、今回は自宅で余っていたシャツ生地を転用。写真のボタンホールの裏部分にピラリと見えている部分になります。
身生地と同じく裁ちばさみでカットしてようやく下準備は完了です。